本巣市立本巣小学校 本巣市立本巣小学校 Motosu City Motosu Elementary School

校長挨拶

Principal’s Greeting

ふるさとを知り,自他を大切にし,夢や目標に向かって,自ら考え判断し仲間とともに高まる姿を目指して


令和5年度は,40名の新1年生を迎え,全校児童282名,職員45名の総勢327名でのスタートとなりました。学校の教育目標「心ゆたかにたくましく生きぬく子」の具現をめざし,笑顔と自信があふれる学校を創っていきたいと考えています。
夢や希望に向かいあきらめずにがんばる「本巣っ子」に
子供たちには,将来の夢や希望をもち,その夢に向かい頑張ることを期待しています。子供たちは興味関心をもつ対象も,得意なことも違います。学校生活では,「やってみよう」「がんばってみよう」と思える機会を増やし,目標を決めてあきらめずに取り組む姿を認め,価値付けていきます。できたときのうれしい気持ちをたくさん味わえるよう,認め励まして,夢に向かって成長する本巣っ子を育てていきます。
自分の輝く未来と仲間を大切にするために「よく考える」を大事に
夢や目標に向かう中で今の頑張りが将来にどうつながるのか,また,起こそうとしている行動がその先にどうなるのかを「よく考える」ことができる姿を大切にしていきます。頑張りや行動がよりよい方向につながると分かれば,自分から,そしてあきらめることなく進むことができるはずです。また,自分の思いや考えで終始せず,友達や学校の仲間など,周りの人の声に耳を傾けて「よく考える」ことで,他者の思いや考えを自分なりに捉えれば,周囲の人への理解も深まり,自分の考えも深まります。
本巣小学校では「よく考える」を大事にすることで,仲間を大切にする本巣っ子を育てます。そして授業でも「よく考える」を大事にして,学力をつけ,学びを深める本巣っ子を育てます。
本巣小の「にっこりみつけ」
本巣小学校では「にっこり見つけ」と題して,仲間のきらりと光る素敵な行動を見つけ,みんなに紹介するとともに,自分に生かしていく取組を,児童会が中心となって行っています。昨年度も,この全校での取組が評価され二度目の「ひびきあい賞」をいただきました。今年度も,その人その人のよさを認める活動を通して,仲間一人一人を大切にする心を育て,人権感覚を磨いていきます。

そして,学校の教育目標「心ゆたかにたくましく生きぬく子」の育成を目指し,「笑顔と自信あふれる学校」のために教職員一同,心を一つにして日々の教育活動に努めてまいります。よろしくお願いいたします。
表題に示しました,目指す子供の姿の具体には,以下の思いが含まれています。
・歴史と自然豊かなふるさと本巣を学ぶことで,自分が住んでいる町を大切にする心を育む。
・自分を大切にし,他者を理解し大切にして活動でき,自他の成長を共に認め合える心を育む。
・何事にも,夢や目標をもつことを大切にし,よりよい生活を創造しようとする子を育む。
・自分や自分たちで考えてよりよくしていこうとしたり,仲間とともにより高い質を求めていこうと
したりする子を育む。

未来を生きる子供たちはこれからも幾度となく大きな壁にぶつかることでしょう。しかし,どんな時でも,自分が生まれ育った「ふるさと本巣」を思い,夢と目標をもって,しなやかに,そしてたくましく生きていくことができる子を育てていきます。
最後になりましたが,「地域とともに歩む学校」を目指し,今できることを考え,取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。

令和5年4月 校長脇田聡美