本巣市立糸貫中学校 本巣市立糸貫中学校 Motosu CIty Itonuk Junior High School

校長挨拶

Principal’s Greeting

 97名の新入生を迎え、2年生107名、3年生103名、全校生徒307名で令和7年度糸貫中学校がスタートしました。
本巣市こどもの権利条例、

 「自分の学校は自分がつくる『~自分を認めてもらえる権利~』」

が4月1日より施行されました。これは、令和6年度1年間かけて、本巣市中の子供たちが中心となって策定した大切な条例です。本校でも、昨年度の全校生徒318名が一人一条の条文を考えることから始め、自他を見つめながら何度も話し合いを重ねてきました。本巣市こどもの権利条例を受け、糸貫中学校版こどもの権利条例として、

 「1 みんなが笑顔でくらす権利」
 「2 自分のやりたいことができる権利」
 「3 よりよい教育を受ける権利」

の3つを制定し、大切にしていく権利を全校生徒で確認をしました。
今年は、こどもの権利条例を具体的なものにしていく第一歩の年です。これまでも、生徒たちが大切にしてきた「あいさつ」「ボランティア」「合唱」「清掃」の4つの柱を基礎とし、生徒が主体者となり、生徒の手による学校生活や生徒会活動、体育大会や合唱祭などの行事を、教師も一緒になって創り上げていきます。入学式翌日に行われる1年生と2・3年生との対面式は、生徒会執行部による手作りで会の計画・運営が予定され、全校生徒で楽しめる企画が盛り込まれています。早速、自分たちよる学校づくりが始動しています。
 また、生徒一人一人が「輝く自分」として、自分のよさを自覚し、夢を明らかにして、自分への誇りや自信をもてるよう、教職員も生徒を全力で支えてまいります。そのために、生徒が中心となって取り組む授業を行い、生徒が自分の長所を見つめ、興味のあることに挑戦する探究的な活動を展開し、個々の成長をサポートしていきます。生徒がもっているよさをもとに、質の高い活動へと発展させ、誰もが自己肯定感を持ち、力強く歩める心と体の育成をめざし取り組んでいきたいと考えています。
学校の教育目標である「友愛・挑戦・克己の心で行動できる生徒」の育成のため、学校、家庭、地域が連携し、チームとなって生徒の成長を支援していきたいと考えています。今後とも本校の教育活動にご理解とご協力を頂きますようお願い申し上げます。

令和7年4月7日
本巣市立糸貫中学校長  安藤 貴広