更新情報
Update Information
- 2025年11月25日 12:52
- NEW 「学びの足跡」を更新しました。
- 2025年11月25日 12:52
- NEW 「学びの足跡」を更新しました。
- 2025年11月21日 19:01
- 「学びの足跡」を更新しました。
- 2025年11月21日 19:01
- 「学びの足跡」を更新しました。
- 2025年11月18日 15:36
- 「学びの足跡」を更新しました。
お知らせ
News
- 2025年06月30日 09:57
- R7_探究的学習についてのアンケート(生徒)【6月結果】
- 2025年06月30日 09:52
- R7_真正中学校_こどもの権利アンケート(生徒)【6月結果】
- 2025年05月22日 07:31
- “ 教育相談だより ”を配付します!
- 2025年03月04日 10:34
- インターネットを利用した遠隔で行う授業(オンライン授業)の提供について
- 2025年03月04日 10:32
- 体操服アンケート結果を踏まえた令和7年度からの変更について
学びの足跡
Learning Footsteps
仲間を信じてつなぐタスキ 響く走りの絆
11月23日(日)に行われた本巣市駅伝大会で、真正中学校の選手たちが、仲間を信じてタスキをつなぐ力強い走りを見せました。放課後の練習では、学年や男女の垣根を越えて声を掛け合い、お互いの力を高めようと努力を重ねてきました。その姿勢こそ、真正中に流れる“よい空気”そのものです。
当日は、女子チームが1位(大会新記録)、男子チームが2位と、見事な成果を収めました。さらに、3年男子生徒は区間1位(3年間連続大会新記録)、2年女子生徒は区間2位(大会記録更新)と、個々の力も光りました。
選手の懸命な走りに、応援に駆けつけた仲間や職員、保護者から自然と温かな拍手が湧き起こりました。支え合い、励まし合う雰囲気が、学校全体に広がる“よい空気”をさらに強くしてくれました。今回の駅伝は、真正中の絆と成長を感じさせる、心温まる一日となりました。
地域の伝統を未来へつなぐ——文楽同好会の活躍
11月23日(日)、モレラ岐阜で開催された東海環状自動車道開通記念イベント「本巣市ふるさとマルシェ」にて、本校文楽同好会が真桑人形浄瑠璃の魅力を来場者の皆さまに紹介しました。三味線の音色に合わせ、人形遣いが首・右手・左手・足を三人で息を合わせて操る様子を、実演を交えて丁寧に説明しました。
見学された方々からは、「人形の動きが本物のようで感動した」「三味線の秘密まで知れて面白かった」「歴史がよく分かった」「握手やクイズが楽しかった」など、多くの温かい感想をいただきました。また、「自分もやってみたい」「伝統を大切にしている姿がすばらしい」など、生徒たちの真剣な取り組みへの励ましの声も寄せられました。
参加した3名の生徒と顧問2名は、地域の大切な伝統芸能を未来につなげたいという思いで、2時間にわたり笑顔で活動し続けました。文楽の楽しさと奥深さを多くの方に届けた、誇らしい発信の場となりました。
真正タイム、加速する学びの深化
“真正タイム”の探究活動がいよいよ本格化し、生徒一人一人が自分の抱く「問い」の答えを探しながら、主体的に学びを進めています。思い描いたとおりに調査が進まなかったり、情報が得られなかったりする場面もあります。しかし、その壁に出会ったときこそ、生徒たちは立ち止まり、「どうするか」「この課題をどう乗り越えるか」と、自分自身との対話を重ねています。試行錯誤を繰り返しながら、小さな改善を積み重ねる姿は実に真剣で、その過程そのものが探究の力を育んでいます。
ある生徒は「うまくいかないからこそ楽しい」と語りました。失敗を恐れるのではなく、次の挑戦へのヒントとして捉え、自ら学びを創り出していく姿勢に、教職員一同、頼もしさを強く感じています。この姿勢は、教科の学習にも確実に生かされ始めており、考え続ける力や根気強さとして、日々の授業にも表れています。
“真正(本物)”の学びをめざす本校では、生徒たちの探究活動を通して、思考力や判断力、そして自分で道を切り開く力が着実に育っています。加速度的に伸びていく生徒の成長を、今後も学校全体で後押ししていきます。
未来の先生と創った、さらに一段上の“温かな空気”
10月27日から4週間、本校で教育実習を行った未来の先生たちが、最終日を迎えました。実習生の先生方は、「生徒の学びを止めない」という思いを胸に、毎時間の授業づくりに全力で取り組んでいました。生徒を引きつける資料の工夫や、自己内対話を促す発問づくりなど、一つ一つの授業に向き合う姿勢はまさに真剣そのもの。生徒の反応をイメージしながら、よりよい授業を求めて挑戦を続けていました。
その思いに応えたのは、真正中の生徒たちです。いつもの教科担任ではなくとも、未来の先生の言葉に真剣に耳を傾け、主体的に授業に参加する姿がありました。これまで生徒自身が積み重ねてきた“温かな空気”が、実習生を受け入れる場面でさらに豊かに広がりました。
未来の先生たちにとっても、生徒にとっても、互いに学びを深め合った4週間。本校の「よい空気」が、また一段と高まった実習となりました。
朝のあいさつがつくる、真正中のあたたかな風景
季節が進み、朝の空気がひんやりと感じられるようになってきました。そんな中でも、真正中学校の玄関前には、変わらず温かな光景が広がっています。友達と笑顔を交わしながら登校する生徒、軽く会釈をし合う姿、寒さの中でも自然と生まれる「おはようございます」の声。その一つ一つが、学校に心地よい空気を流してくれています。
また、この日の玄関前では、数人の生徒が自らほうきを手に取り、銀杏の落ち葉を掃く姿が見られました。「やらされている」ではなく、「気づいたからやる」。そんな自然体の優しさが、彼らの表情や動きから伝わってきます。仲間と声を掛け合いながら落ち葉を集める姿は、寒さを忘れるほど温かいものでした。
こうした何気ない朝のひとこまが、生徒たち自身の手で、安全で安心できる“平和な真正中”をつくり上げています。毎日の小さな行動が、大きな信頼と居心地の良さを生み出している——そのことを改めて感じさせてくれる朝の時間でした。