更新情報
Update Information
- 2025年12月11日 08:06
- NEW 「学びの足跡」を更新しました。
- 2025年12月11日 08:06
- NEW 「学びの足跡」を更新しました。
- 2025年12月09日 15:45
- NEW 「学びの足跡」を更新しました。
- 2025年12月03日 18:32
- 「学びの足跡」を更新しました。
- 2025年12月03日 13:17
- 「学びの足跡」を更新しました。
お知らせ
News
- 2025年06月30日 09:57
- R7_探究的学習についてのアンケート(生徒)【6月結果】
- 2025年06月30日 09:52
- R7_真正中学校_こどもの権利アンケート(生徒)【6月結果】
- 2025年05月22日 07:31
- “ 教育相談だより ”を配付します!
- 2025年03月04日 10:34
- インターネットを利用した遠隔で行う授業(オンライン授業)の提供について
- 2025年03月04日 10:32
- 体操服アンケート結果を踏まえた令和7年度からの変更について
学びの足跡
Learning Footsteps
黄金色の通路を整える、温かなまなざし
本校には銀杏の木が多く、晩秋から初冬にかけて登校通路は黄金色の落ち葉で輝きます。その美しさの裏で、朝の通路は滑りやすさなど、安全面での心配もあります。そんな中、2年4組を中心とした2年生MSJの生徒たちが、毎朝早くから学校を支えてくれています。
生徒玄関が開く前の7時20分頃、すでに校地に立ち、落ち葉や銀杏の実を箒で黙々と掃く姿があります。「全校の仲間が安全に歩けるように」「自分たちの学校を気持ちよくしたい」――そんな思いから始まった自主的な活動です。
寒い日も、誰に言われるでもなく続けてきたこの行動は、安心して過ごせる学校づくりを支える大切な力となり、真正中学校に“よい空気”を流してくれています。
自ら決めたことを貫くその背中は、周囲の生徒や私たち職員にも温かな影響を与えています。こうした主体的な取り組みこそが、本校の学びと日常を豊かにしているのです。
探究心が育つ教室、対話が広がる教室
1年3組と1年4組の社会科の授業では、今年度のキーワードである「探究」と「対話」を体現する、意欲的な学びの姿が見られます。
3組では、課題に向き合う生徒一人一人の真剣なまなざしが印象的です。資料を読み取り、思考を深めようと必死にメモをとる姿、行き詰まりながらも何度も考え直す姿には、答えを自分の力でつかみ取ろうとする“粘り強い探究者”としての成長がうかがえます。問いに対して試行錯誤することで、学びに向かう主体性が確かに育っています。
4組では、仲間と共に学び合う温かな雰囲気が広がっています。タブレットを見せ合いながら意見を交換し、「こう考えた理由」を互いに問い返す姿があちこちに見られます。単なる教え合いではなく、対話を通して自分の考えを磨き合う“協働する学び”が定着しつつあります。
探究し続ける3組、対話を重ねて深める4組。形は違っても、どちらの学級にも課題解決に向けて仲間と粘り強く取り組む生徒の姿があります。真正中学校の1年生たちは、確かな学びの力を一歩一歩積み重ねています。
“個性輝耀” ― 奇跡を起こす歌声へ
12月12日(金)に開催される令和7年度真正中学校合唱祭。今年のスローガン“個性輝耀”の言葉どおり、残りわずかとなった練習時間の中で、生徒一人一人の個性がまぶしいほどに輝きを放ち始めています。その輝きは仲間を照らし、光を受けた仲間がさらに新たな輝きを生み出す——まるで光が増幅し、うねりとなって学校全体に広がっていくようです。
練習室には、青春のきらめきが満ちています。指揮者の一挙手一投足に集中し、誰ひとり振り向くことなく前だけを見据える表情。声を合わせるたびに生まれる響き。限界を越えようと何度も挑戦する姿。そこには「奇跡を起こす」という強い意志が感じられます。
学級の仲間と心を重ね、学年の壁を越えて支え合い、先生方と共にひとつの音楽を創り上げようとする生徒たち。その熱は日ごとに高まり、学校に生き生きとした空気を生み出しています。
本番まで、あとわずか。真正中生の“個性輝耀”がどんな奇跡を響かせるのか、期待は高まるばかりです。
仲間を信じてつなぐタスキ 響く走りの絆
11月23日(日)に行われた本巣市駅伝大会で、真正中学校の選手たちが、仲間を信じてタスキをつなぐ力強い走りを見せました。放課後の練習では、学年や男女の垣根を越えて声を掛け合い、お互いの力を高めようと努力を重ねてきました。その姿勢こそ、真正中に流れる“よい空気”そのものです。
当日は、女子チームが1位(大会新記録)、男子チームが2位と、見事な成果を収めました。さらに、3年男子生徒は区間1位(3年間連続大会新記録)、2年女子生徒は区間2位(大会記録更新)と、個々の力も光りました。
選手の懸命な走りに、応援に駆けつけた仲間や職員、保護者から自然と温かな拍手が湧き起こりました。支え合い、励まし合う雰囲気が、学校全体に広がる“よい空気”をさらに強くしてくれました。今回の駅伝は、真正中の絆と成長を感じさせる、心温まる一日となりました。
地域の伝統を未来へつなぐ——文楽同好会の活躍
11月23日(日)、モレラ岐阜で開催された東海環状自動車道開通記念イベント「本巣市ふるさとマルシェ」にて、本校文楽同好会が真桑人形浄瑠璃の魅力を来場者の皆さまに紹介しました。三味線の音色に合わせ、人形遣いが首・右手・左手・足を三人で息を合わせて操る様子を、実演を交えて丁寧に説明しました。
見学された方々からは、「人形の動きが本物のようで感動した」「三味線の秘密まで知れて面白かった」「歴史がよく分かった」「握手やクイズが楽しかった」など、多くの温かい感想をいただきました。また、「自分もやってみたい」「伝統を大切にしている姿がすばらしい」など、生徒たちの真剣な取り組みへの励ましの声も寄せられました。
参加した3名の生徒と顧問2名は、地域の大切な伝統芸能を未来につなげたいという思いで、2時間にわたり笑顔で活動し続けました。文楽の楽しさと奥深さを多くの方に届けた、誇らしい発信の場となりました。