本巣市立真正中学校 本巣市立真正中学校 Motosu City Shinsei Junior High School

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学びの足跡

Learning Footsteps

『やってみたい』を形に ― 生徒が創った本校初の文化祭 ―

12月25日(木)の昼休み、MSJ推進委員会の企画・運営により、本校初となる「文化祭」を開催しました。本行事は、「他学年や先生と交流する機会をつくり、全校が幸せになれる(笑顔あふれる)時間にする」ことをねらいとして行われました。
当日は、ピアノ演奏やソーラン節、劇・漫才、マジック、J-POPメドレー、ラップバトル、歌唱&演奏、ダンス、ミュージカルなど、多彩なジャンルの演目が披露され、会場は大きな拍手と笑顔に包まれました。
「この仲間とだから『やってみよう』と思える」「今の真正中なら、思い切り『自分』を出せる」という空気の中、生徒一人一人が自分の『好き』や『得意』を表現し、仲間の勇気ある挑戦に最大のリスペクトを込めて声援を送る姿が印象的でした。
この文化祭は、本校版こどもの権利条例が大切にする「自ら動き、自ら表現する権利」や「自分を認め、認めてもらう権利」が、学校生活の中で確かに生きていることを実感できる時間となりました。仲間と共に創り上げたこの経験が、これからの真正中学校に、さらに温かな笑顔と前向きな挑戦を広げていくことを期待しています。

2025年12月27日 11:14

安心と笑顔を届けた、クリスマスモーニング

12月25日(木)の朝、クリスマス当日限定のあいさつイベントが開催されました。登校時間の校内には、サンタクロースやトナカイ、スノーマンに扮した生徒の姿があり、いつもの朝とは少し違う、わくわくした雰囲気が広がりました。写真からも分かるように、笑顔で拳を握り元気よく声をかける生徒、鈴やタンバリンを手に軽やかな音を添える生徒など、それぞれが工夫しながらあいさつを届けていました。
その様子を見た他の生徒たちも自然と足を止め、あいさつの列に加わります。会釈だけの参加、笑顔で返す参加など、関わり方はさまざまですが、校内には次第に温かく、ゆったりとした空気が流れていきました。わずか数十分の取組でしたが、寒い朝の時間が、心を和ませるひと時へと変わりました。
このイベントは、安心・安全な学校づくり、そして全校みんなを幸せにし、笑顔にしたいという生徒自身の思いから生まれたものです。主体的に行動する生徒の姿が、学校全体に前向きな力を広げています。

2025年12月27日 11:14

12月25日の朝、心温まる空気を届ける挑戦

12月の冷たい空気が身にしみる朝、学校に心温まる空気を届けようと、令和7年度前・後期の生活委員長が真剣に話し合いを重ねています。写真は、タブレットを前に、12月25日朝限定のイベントとして実施するあいさつの取組について、言葉や伝え方を工夫しながらアイデアを出し合う2人の姿です。
「寒い朝でも、少しでも気持ちが明るくなるように」「あいさつが苦手な人も参加しやすくしたい」——そんな思いを込めて、生徒の目線で内容を練り上げています。
あいさつは、声を出す人だけでなく、うなずきや会釈といった小さな行動からも始まります。生活委員長の主体的な取組が、仲間へ、学級へと広がり、登校のひとときを温かく包みます。12月25日の朝、真正中学校には、生徒一人一人の思いが重なった心温まる空気が流れます。

2025年12月24日 14:06

音でつながる、笑顔あふれる時間  ―本巣松陽高等学校吹奏楽部ミニコンサート―

12月13日(土)、本校に岐阜県立本巣松陽高等学校吹奏楽部の皆さんをお招きし、ミニコンサートを開催しました。演奏は「20世紀FOXファンファーレ」で華やかに幕を開け、楽器紹介を交えた「ミッキーマウスマーチ」、続く「美女と野獣」で生徒たちの心を一気につかみました。さらに「ハピネス」「君の瞳にしている」、アンコールの「ワタリドリ」と、生徒に身近な曲が次々と披露され、音の振動が空気を突き破って伝わるほどの迫力と、自然に体が動くリズムに、会場は笑顔と拍手に包まれました。
生徒にとって、生の演奏で多様な楽器の音色に触れる機会は貴重で、「あの楽器はあんな音が出るんだ」と興味津々で聴き入る姿が見られました。曲間には会場全体で掛け声をかけ合う場面もあり、演奏する側と聴く側が一体となった、あたたかな時間となりました。
本巣松陽高等学校吹奏楽部は、地域に感動を届ける演奏を大切にし、交流を重ねてきた部活動です。部員の多くが高校から楽器を始め、本校卒業生も活躍していると聞き、「私も入ってみたい」という声が上がるなど、生徒にとって憧れと夢を抱く機会となりました。

2025年12月19日 08:05

やさしさを点字にのせて 〜『真正のむかしの話』完成〜

令和5年度から7年度にかけて、ボランティア部点訳チームは点訳本『真正のむかしの話』の制作に取り組み、このたび完成させることができました。部員は入部当初、点字の基礎や五十音のキーボード入力の規則を学ぶことからスタートします。一文字一文字を確かめながら打ち進める作業には根気が必要ですが、「点字本を手にする方に、正しく、心地よく物語を届けたい」という思いを大切に、生徒たちは粘り強く取り組んできました。今年度は2・3年生9名に加え、新たに1年生13名が入部し、先輩たちの思いや努力を受け継ぎながら作業を進め、部員全員で完成の喜びと達成感を味わいました。本書には真正地区の歴史や地名の由来がまとめられており、学校で育んだ人を思いやる心を地域という舞台で生かし、誰かの役に立ちたいという生徒の願いが形となっています。しんせいほんの森の館長さんにお願いし、12月13日より点訳本コーナーで展示・紹介していただけることになりました。また、校外研修で訪れた岐阜市立図書館では、視覚障害のある方のための点訳本や大型本など、資料が充実していることも学びました。制作にあたっては、点訳指導の先生に、入力内容の確認から点字の打ち出しまで、多大なご協力をいただきました。

2025年12月16日 10:52