本巣市立真正中学校 本巣市立真正中学校 Motosu City Shinsei Junior High School

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自分の幸せ、仲間の幸せ ― つながる心がつくる学校 ―

本巣市では、今年度から「本巣市こどもの権利条例」が施行されました。この条例は、昨年度、市内のすべての小中学生が議論を重ね、子どもたち自身の手でつくり上げたものです。真正中学校でもリーフレットの全校配付にあわせて、「自分とすべての仲間が幸せでいるために」をテーマに考える時間をもちました。
授業では、「すべての仲間」って誰のこと?「幸せ」って何だろう?という問いを軸に、仲間と対話を重ねました。自分の感じる幸せを見つめ直す中で、互いの考えの違いを受け止め、共感したり驚いたりする姿が見られました。
「今」を大切にしながら「未来」を見つめ、自分の幸せの実現とともに、仲間の幸せを願う気持ちを育んだ生徒たち。対話を通して互いを尊重し合う学びが、教室にあたたかい空気を生み出していました。まさに、“よい空気の流れる学校づくり”につながるひとときとなりました。
“本巣市こどもの権利条例リーフレット”は、次のURLでご覧いただけます。(https://www.motosu-education.jp/index/2873

2025年11月11日 18:14

一人一人が笑顔と真剣さが輝く 全員で創り上げる1年1組の授業

10月31日は、本巣市の体育の先生方が1組の授業を参観されました。
授業の内容は、保健体育の「創作ダンス」でした。
「喜怒哀楽」という人の感情を全身を使って表現する活動をしました。
参観された先生方は、一人一人が主体的に参加し、積極的に表現を創り上げる1組の姿に驚いてみえました。
たくさんの人が見ている。体育が苦手。そもそも踊るのが恥ずかしい。こんな思いの仲間もいたと思います。でも、1組は全員で楽しみながら学習することができました。
「怒りという感情を表現するなら、足を強く踏み込んだらどうかな?」
「足だけじゃなくて腕も使って大きく動いた方がいいと思う。」
「動かし方は、それぞれが思う動かし方で工夫してみよう。」
「同じ動きを繰り返したら表現したいことを強調できないかな。」
どんな身体の動かし方をすると、よりよい表現となるのかを仲間と考えていました。
授業が終わった後には、「普段は感情を表に出すのが苦手だけど、今日は創作ダンスを通じて、感情からイメージすることを全力で表現することができました。」という感想を話している生徒もいました。

一緒に学習している仲間全員で対話をしながら、よりよいものを創り上げたり学びを深めたりすることができる最高の姿でした。

2025年11月06日 11:47

後期生徒総会 ~個性と対話が咲き誇る真正中へ~

11月4日(火)、真正中学校で後期生徒総会が開催されました。生徒会執行部をはじめ、各委員会の委員長から後期の活動方針と願いが発表されました。
後期スローガンは「百花綾乱~一人一人の個性輝く真正中~」。自分の意見を表現し、互いの個性を認め合う学校をつくっていこうという強い思いが込められています。
情報、美化、文化、健康、生活、学習の各委員会からも、それぞれの活動に込めた願いが語られました。「最高な放送」「日進月歩」「全員でつくる合唱」「正しい知識」「主体的な行動」「活発な授業」など、どのスローガンにも“自分たちの手でよりよい学校を創る”という共通の思いがあふれていました。
発表後には、全校の生徒が各委員会班に別れて学年を越えて意見交流を行い、提案内容について対話しました。生徒一人一人が自分の役割を意識し、真正中をよりよくするための道を自分事として考える姿が印象的でした。対話が深まり、互いを認め合う空気に包まれた今回の総会は、まさに後期スローガンを体現するものとなりました。

2025年11月05日 16:36

探究と対話で輝く真正中の生徒

10月31日(金)に開催した研究公開会では、市内外から多くの先生方にご参観いただきました。アンケートでは、ほとんどの先生方から「生徒が主体的に学んでいた」「仲間と豊かに対話していた」との高い評価をいただきました。
生徒が自ら問いを立て、仲間と協力して考えを深めていく姿や、意見を伝え合う中で互いを認め合う温かな雰囲気が、多くの先生方の心に印象的に残ったようです。また、「誰一人取り残されず、全員が学びに参加していた」「仲間の発言に自然と拍手が起こる教室の空気が素晴らしい」といった声も寄せられました。
さらに、「生徒同士の人間関係が良好で、安心して学ぶ姿が見られた」「表情が穏やかで、学ぶことを楽しんでいるのが伝わった」との感想も多く、本校が大切にしている“あたたかな人間関係の中で共に学ぶ姿”が伝わったことを嬉しく思います。
当日の3年生によるウェルカム合唱や挨拶の様子にも、「清々しく気持ちのよい対応だった」との声が寄せられました。真正中の生徒が、自らの力で学校の空気をつくっていることを改めて実感する一日となりました。

2025年11月05日 16:36

落ち葉とカボチャと、あいさつの魔法

本校のMSJ推進委員が、再び真桑小学校を訪れ、あいさつの輪を広げる活動を行いました。今回のテーマは「ハロウィンあいさつ」。校内の一角には、落ち葉でかたどった大きなカボチャが登場し、季節を感じさせる楽しい雰囲気が広がりました。中学生たちは竹ぼうきを手に落ち葉を掃きながら、小学生に「おはよう!」と声をかけます。その声に、小学生も笑顔で「おはようございます!」と元気いっぱいに応え、あたたかな空気が流れました。
最初は少し照れくさそうだった子どもたちも、あいさつを重ねるうちに自然と笑顔になり、互いの心が通い合っていきました。中学生が届けたのは、言葉だけでなく、思いやりとぬくもりのこもった“あいさつの魔法”。真正中に流れる“よい空気”が、この日、真桑小学校にも優しく広がっていました。

2025年11月05日 16:36