本巣市立本巣幼児園 本巣市立本巣幼児園 Motosu City Motosu Kindergarten

園長あいさつ

Principal

~“もとすっこ”に たくましく未来を切り拓く力を~
 
   私たち人間の脳は、3歳までにその80%が完成すると言われるほど、この時期の子供の成長は急激です。ややもすると私たち大人は、乳幼児は何もできないもの、支えてあげなければならないものと捉えがちですが、そんな小さな子供でも、ヒト・モノ・コトと出会ったとき、「これは何だろう?」と考え、そして、そのものに自ら働きかけ、それが何であるかを判断しています。こうした日々の営みが、子供の脳を急成長させているのです。
 私たち教職員は、子供を一人の人格として尊重し、子供は力をもっているのだという前提に立ち、先回りして全てを整え与えるのでなく、その視線の先にある世界を共有しながら、共に歩む伴走者でありたいと考えています。子供たちがこれから生きる未来は、予測不能で変化の激しい時代であると言われています。そんな時代を幸せに生き抜いていくためには、変化に順応するだけでなく自ら積極的に働きかけていく“たくましさ”が必要です。そうした生き方の基礎を育てるべく、令和7年度、本巣幼児園では、園の教育目標「心豊かにたくましく生きる子の育成」の下、次の3つのことを子供たちに育てていきます。


1.「やってみたい!」自主性、自律・自立心を育てます。
  ・心のコップから「やってみたい!」が溢れ出るような豊かな体験を創ります。
2.「できた!わかった!!」考える力を育てます。
  ・自ら働きかけ、問題を解決する喜び・達成感を味わう場を創ります。
3.「一緒にやろう!」関わる力・優しさを育てます。
  ・人と関わり、共に協働することの心地よさを感じる場を創ります。


 子供を真ん中に据え、園・家庭・地域が一つになって、私たちの未来である大切な子供たちを守り育てていきましょう。ご理解・ご協力よろしくお願いいたします。
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