本巣市立根尾幼児園 Motosu City Neo Kindergarten

今年も、根尾幼児園の園庭に鯉のぼりが泳ぎ始めました。

鯉のぼりが空に泳ぎ始めると、もう、手が届かなくなってしまうため、一緒に準備をした子供たちは、『いまだ！』と言わんばかりに、触れたり、持って走ったりすることを楽しんでいました。

準備が整い、空で気持ちよく泳ぎ始める鯉のぼりを、子供たちは眺めたり、ジャンプして触ろうとしたり、『鯉のぼりみたいに泳げないけど、一緒に走る！』と言って、元気に走り出したりして、楽しんでいました。

青い空と緑の山、気持ちよい風に優雅になびく鯉のぼりのように、根尾幼児園の子供たちも、伸び伸びと育ってほしいと願います。

令和６年度が始まりました。

１名の新入園児を４名の友達で迎え、みんなで一緒に『ねおようじえんのうた』を歌いました。
子供たちの歌声から、希望に満ちた元気が感じられました。

５名の新しいクラスは、子供たちと一緒に考え、『さくら』組と名付けました。
桜の花びらも５枚、根尾幼児園の５名、子供たちは、嬉しそうです。

人数は少ない幼児園ですが、子供の声が根尾中に響き渡るよう、毎日元気に過ごします。

根尾幼児園から３名が卒園していきました。

大勢の来賓の方や職員、保護者の方に見守られる中、園長先生から修了証書をいただきました。

『体育の授業をがんばりたい！』『ひらがなを上手に書きたい！』『カタカナが書けるようになりたい！』子供たちの、学園に就学する熱い思いを堂々と話す姿は、とても凛々しかったです。

学園で伸び伸びと学び、心身共にたくましく成長することを祈っています。

きりん組の３名の子供たち、おめでとう！

今年の3月3日は日曜日のため、少し早めの1日にひな祭り会を行いました。

園長先生が、お雛様やひな祭りの由来をさられると、子供たちは興味津々で聞いていました。

地域の方からいただいた、丸みを帯びたかわいらしいおひな様を見ながら『うれしいひなまつり』の歌を歌ったり、ひなまつりにちなんだクイズを楽しんだりしました。

ひなまつり会が終わる頃には、『ひなまつり』について、物知り博士になった気分を味わう子供たちでした。

おひな様を見ながら、ひなあられや、“甘酒”に見立てたカルピスをいただきました。

この日は給食にも菱餅をイメージしたゼリーが出され、大喜びでした。



『桃の節句』は子供を病気や事故から守ってくれるといわれています。また、ひなあられの『桃・白・黄・緑』色は四季を、菱餅の『白・緑・桃』色はそれぞれ、雪・大地・花を表現しているなど、行事を通して日本の文化にも触れることができた、素敵な時間となりました。

2月2日、豆まきが終わり、オニさんをやっつけたと安堵していたて子供たちでしたが、遊戯室に（職員が片付けそびれた）金棒があることに気が付くと、「先生、大変！　オニさんが大事な金棒を忘れていった！」と、騒ぎ始めました。

「窓の外に、置いておいてあげたら、取りに戻ってくるかもしれない」子供たちの提案で、遊戯室の窓の外に置いておくことにしました。

5日の朝、登園してくると「オニさん、取りに来たかな」と、遊戯室の窓を開けて確認すると、金棒がなくなっていました。

そして、なんとオニさんから手紙が届いたのです。

それに気が付いた子が、みんなを呼び集め、手紙を読んでくれました。

『あわてて逃げていって、大切な金棒を忘れてしまったけれど、外に置いておいてくれてありがとう。みんなの心の中には、もうオニはいないから、がんばるんだよ』と書いてありました。

弱い心になってしまう時もあるだろうけれど、時々、思い出し、自分を奮い立たせることができるといいなと思います。

子供たちと一緒に、わくわくする行事ができて、職員も楽しい時間でした。