

6年生のミュージカル「権(ごん)ねさとキツネ物語(ものがたり)」の取組を紹介します。
♪ 川よ 川よ 川よ 川よ ある時(とき)は怒濤(どとう)のように荒(あ)れ狂(くる)い
全(すべ)てのものを飲(の)みこんでしまう
ある時はゆるやかに 水鳥(みずどり)遊(あそ)ぶせせらぎに
光(ひかり) 花(はな)咲(さ)く遊園地(ゆうえんち)
川よ 川よ 川よ 川よ 大地(だいち)に豊(ゆた)かな恵(めぐ)みを与(あた)え
今の時を 今の時を つくってくれた
過去(かこ)に生(い)きる 今を生きる 未来(みらい)に生きる
ふるさとの川 ふるさとの人 ふるさとのうた
すべての人が,すべての物(もの)が,みんな命(いのち)をもって幸(しあわ)せに生きたいという願(ねが)いをもっていることを伝(つた)えるために演(えん)じます。
真桑小のなかよしの灯(ひ),いのちの灯につながる私(わたし)たち6年生からのメッセージを込(こ)めたミュージカルです。
いたずら好(ず)きのキツネたちは,いつも,働(はたら)き者(もの)の権(ごん)ねが一生懸命(いっしょうけんめい)育(そだ)てるマクワウリにいたずらをします。
そこで権ねはキツネを捕(とら)らえようと罠(わな)をしかけます。
そうとは知(し)らず,コン太(た)はいつものように,マクワウリにいたずらをするうち,大切(たいせつ)な尻尾(しっぽ)が罠(わな)にかかってしまいました。
仲間(なかま)を呼(よ)んで引(ひ)っぱってもらいました。すると,尻尾が抜(ぬ)けてしまいました。
キツネたちは権ねに尻尾を返(かえ)してくれるようたのみましたが,なかなか返してくれません。
しかし,人間(にんげん)たちによってキツネの生活場所(せいかつばしょ)を追(お)われた事情(じじょう)と,先祖(せんぞ)から苦労(くろう)して荒地(あれち)を開墾(かいこん)して切(き)り開(ひら)いてきた事情を互(たが)いに理解(りかい)し合(あ)うと,尻尾を返して仲直(なかなお)りすることができました。
ある年(とし),大雨(おおあめ)で根尾川(ねおがわ)の堤防(ていぼう)が切(き)れました。村(むら)や畑(はたけ)が水(みず)に沈(しず)んでしまい権ねや村人が困(こま)っていると,キツネたちがやってきて,俵(たわら)に化(ば)けて命(いのち)がけで村を守(まも)ります。
人(ひと),動物(どうぶつ),自然(しぜん)の全(すべ)てが生(い)きて,みんな助(たす)け合(あ)うことが大切(たいせつ)であることが理解(りかい)できたのでした。
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これより,真桑小6年生によるミュージカル『権ねさとキツネ物語』を上演します。真桑小のミュージカルは,平成19年度の6年生が上演したのが初めてでした。私たちは,その伝統を5つの灯とともに受け継(つ)ぎました。そして,今,全校,家族,地域のみなさん方に披露(ひろう)することになりました。これまでの6年生の演技,合唱(がっしよう),合奏(がっそう)を超えるミュージカルにしようと,6月から本格的(ほんかくてき)に取り組んできました。6年生は,普段(ふだん)から,全校のリーダーとして,全力で取り組み,仲間と協力し合うことを目標に,生活をしています。このミュージカルでも,全力の演技と歌,合奏をして,仲間に協力しながら,高めてきました。そして,はげまし合ったりアドバイスし合ったり,小道具を協力して作ったり、楽器や合唱台を分担(ぶんたん)して準備(じゆんび)したりしました。こうやって全員で1つのミュージカルを完成させていくことに楽しさや喜びを感じられるようになりました。もちろん,私たちだけでなく,マクワウリの衣装(いしょう)や小道具を残してくれたかつての6年生,かわいいキツネの衣装(いしょう)や立派なワラゾウリを手作りしてくださった先生方とご家族の方,『権ねさとキツネ物語』の作者の大沼先生。お忙しい中,普段から練習に来ていただき,今日もピアノ伴奏(ばんそう)で私たちを支えてくださる上谷先生,そして,体育館や音楽室の使用を快(こころよ)くゆずって下さった他学年のみなさん,本当にたくさんの人たちに助け,支えられて,今日を迎えました。みなさんへの感謝(かんしゃ)の気持ちと,感動をとどけるミュージカル『権ねさとキツネ物語』をただいまから上演します。
♪ 川よ 川よ 川よ 川よ 大地に豊かなめぐみをあたえ |
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♪ 1羽のカラスがカーカー 2羽のにわとりコケコッコウ あ,権ねさだ。 権ねさ,こんにちは。こんにちはみんな元気に遊んどるねえ。今年もうまい真桑瓜をつくるでな。楽しみにまっとれよ。 わーい。ありがとう。楽しみにしているね。 ♪ 権ねさの畑(はた)には瓜がごろごろ この頃はキツネがコンと出るそうな。 かわいい目をしたキツネじゃが,悪さがひどうて困ったな。 |
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深きゃあなも。 何が深きゃあ? 深きゃあなも,深きゃあで,深きゃあで,気を付けんさい。 これこれ,何が深きゃあのや? わっちゃ,畑へ来たんやけど,田んぼより水が深きゃあが。 そりゃ,このあたりは川が多いで,ちょっと雨が降れば畑は水びたしに。 だけどよー,きんのうも,今日も,ええ天気で,白いチョウも舞っとったに。 そうかな? おまん! まっ昼間から,あのキツネに化かされよって! いかんがな! うっへえ。あのいあたずらギツネめ。まっ昼間から,おれを化かしやがって! まあ,はよう持っていかんか。くさあていかんわ 。それそれ おれも気い付けんとな,あのいたずらキツネにばかされんように。 |
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♪ コンと鳴いて じゅもんを言えば あっという間に変身だ |
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♪ ぼくの名前はコン太 いつもいたずら大好きで |
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おうい,コン子。 はーい。 ♪ 私はコン子 たった一人の女の子 きれいな毛並み おてんば。いたずら好き。そのくせ,すぐエーン。泣き虫! 何よ! 失礼ね! |
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今日もおいしい瓜が一杯だ。いっちょうやるか。 やろう。やろう。 それー。 こりゃあ,いたずらギツネ,何しとるー! わーい,権ねさ,権ねさ,こっちさ,こーい,べー。 わーい,権ねさ,権ねさ,こっちさ,こーい,べー。 |
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このやろうー ♪ あんなかわいい目をしてるのに あんなふさふさしっぽなのに |
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♪ ぼくの名前はコン太 いつもいたずら大好きで あいたた・・・・・助けてくれえ。尾っぽがはさまれた。 コン太郎。コン次郎。助けてくれえ。 どうした。 あっ わなにかかったのか。どうしよう。 |
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さあ見てこかのう。そろそろ,わなにかかったころじゃで。 あっ,権ねが来る。権ねが来る。おいみんな引っ張ってくれ。 よーし,いくぞ。いち,にい,さん。 もう一回! いち,にい,さーん。 あっ!,尾っぽがない。尾っぽがない。 権ねが来る。にげろー。 それー。 |
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尾っぽだけ残して行きやがった。 ♪ 尾っぽ 尾っぽ 尾っぽ 尾っぽ 尾っぽとられたコン太。 権ねさ,尾っぽ,返しておくれ。 なんだと! いつも,いたずらばかりでないか。尾っぽなんか,返せるか! |
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♪ 思いのままに ドロロン ドロロン ドロロン ドロロン |
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権ねさ,尾っぽ返しておくれ。 尾っぽ返しておくれ。大事な,大事な,尾っぽ。 ♪ 心をこめて作った真桑瓜 |
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ぼくらの遊び場,横取りしたのはだれだ。 ♪ 昔々の ずっと昔 ここら辺は 静かな土地だった |
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♪ 昔々のずっと昔 ここら辺は でこぼこ山だった |
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♪ ぼくたちのいたずらが |
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♪ 山も 川も 鳥も木々も 土も花も生きている |
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大変だ。大変だ。大雨でつつみが切れそうだ。 根尾川の水が,どんどん増えていく。増えていく。 洪水になると,村はぜんめつだ。 大変だ。大変だ。どんどん水が,増えていく。 大雨で,つつみが切れそうだ。 |
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♪ キャッツ アンド ドッグ キャッツ アンド ドッグ |
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権ねさが困っているぞ! 村が水びたしになる! 水びたしになったら,瓜の畑もだめになってしまう! そうだ。みんな,たわらに変身して,つつみを守るんだ。 死んでしまうかもしれないぞ。 みんな困っているんだ。権ねさが困っている。 このままだと 水びたしになってしまう。 |
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ええのか。死んでしまうぞ。 どうしよう? どうしよう? よーし,やろう!! 俵に変身して,つつみを守ろう! うん! やってみよう! よーし やってみよう すまん。皆のしゅう,おれたちもがんばるんじゃ! そうじゃ。がんばろう! よし,やろう! |
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♪ 守れ 守れ 村を守れ 守れ 守れ 村を守れ コン太 だいじょうぶか! だいじょうぶか! ええか? 体は大丈夫か? よかった。よかった。あっ 雨もやんだぞ! 川の水もどんどん減っていくぞ! よかった。よかった。よかった・・・・・・・・・ 尾っぽを返してもらったおかげだ! みんなで守ったふるさとだ。 人もキツネも,草も木も,みんな,ここがふるさとだ。 ふるさとだ! |
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♪ 山も 川も 鳥も木々も 土も花も生きている 人もキツネも生きている |
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♪ 川よ 川よ 川よ 川よ |